伏見市長・三原選手
市内で活動するドッジボールチーム『くらわんか』に所属する三原大輝選手が、令和6年11月23日~24日に台湾で開催された「2024 ADCアジアドッジボール選手権大会」に日本代表選手として出場し、見事優勝されたため、市長へ報告を行いました。
三原選手は「初の日本代表に選ばれ、初めての国際大会で普段と違う経験ができました。国際大会では、会場は大きかったですが、床がコンクリートだったり雨漏りしそうな体育館に驚きました」と国際大会ならではの会場環境について語りました。
「今回の代表はシングルボール*での大会で、日本の攻撃や守備は他の対戦国を圧倒していました。ただ、世界で行っているのはマルチボール(5球を同時に投げ合う)が主流で、最近行われた世界大会でも日本は3位でした。マルチボールは難しく僕は無理かな…(苦笑)」と本音をのぞかせていました。
「今でこそU-15など普及してきたが、中学校ではドッジボールの部活動がありません。ドッジボールは組織力のスポーツだと思っているので、もっと注目されるように啓発していきたいです」と大阪府ドッジボール協会理事も務める三原選手は、生涯スポーツとしてのドッジボールの普及に意欲を燃やしていました。
2024 ADCアジアドッジボール選手権大会
令和6年11月23日(土)~24日(日)(代表団遠征11月21日(木)~)@台湾
日本代表チーム 13歳以上の部 優勝
*シングルボールとは
ドッジボールの「シングルボール」とは、1つのボールを使って行うドッジボールで日本発祥、小学校の休み時間などでも親しまれています。シングルボールのほかに、5個のボールを同時に投げ合う「マルチボール」があり、マルチボールは世界で主流のルールで、ドッジボールのワールドカップではこのルールが採用されています。