左から遠矢選手・伏見市長・高田選手
市内で活動するスポーツチャンバラ『友心館』に所属する遠矢楓翔選手・高田美雨選手が、令和6年12月15日に開催された「第48回世界選手権大会」に出場しました。
遠矢選手は二刀(初段の部)と長剣両手(1級・初段の部)で優勝
高田選手はレディース部門の小太刀(1級~10級)の部で優勝、盾小太刀(ALLの部)で第3位
と、優秀な成績を収められたため、市長へ報告を行いました。
遠矢選手は「2つ優勝できた時は、練習したかいがあったと思いました」と話し、高田選手は「強い選手がいたので、次は負けないように頑張りたいです」とそれぞれ喜びと、悔しさの胸の内を語りました。
伏見市長が「外国の選手とも対戦したの?初対戦は難しかったのでは?」と質問すると、遠矢選手は「世界大会では外国の選手とも対戦しましたが、身長やリーチがあるため考えて対戦しました。日本選手と違い、ガツガツとしていて当たりが強いです!」と普段と外国人選手との対戦についてはなしました。
そんな遠矢選手は学校ではテニス部に所属しており、高校2年生の時にはインターハイ出場経験もあるとか…。すごい運動神経ですね!
「大学でもテニスとスポーツチャンバラを続けていきたいです」と二刀流を続けていく決意を語りました。
高田選手は兄の影響で年長からスポーツチャンバラを初めて10年。今では家族でスポーツチャンバラを楽しんでいるそうで、「外国の選手には剣が届かなかったりしました」と外国人選手との対戦に戸惑ったと話していました。
この経験を糧に、来年は外国人選手との対戦も楽しみですね!
同席された竹中理事は「スポーツチャンバラの発祥は日本で、礼に始まり礼に終わる競技です。今、世界でも競技が普及しており、スポーツ・レクリエーション・武道の良さがあります。2028年の国体ではプレ競技に決まっています。友心館では現在70~80人の選手が所属しており、礼儀作法習得のお手伝いをさせていただいています」と競技の普及に取り組んでおられます。
人気アニメ「鬼滅の刃」で、スポーツチャンバラも一躍注目されるようになりましたね。
皆さまも、生涯スポーツとして始めてみませんか?
〇第48回世界選手権大会
令和6年12月15日(日)@ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)
遠矢選手 二刀(初段の部)優勝/長剣両手(1級・初段の部)優勝
高田選手 「レディース部門」 小太刀(1級~10級の部)優勝・ 楯小太刀(ALLの部)第3位