公益財団法人枚方市スポーツ協会は、2023年2月に公表された、スポーツ庁が認定を行うスポーツエールカンパニーに、5年連続で認定を受けました。今回は全国で910社が認定を受け、その中でも、5年連続受賞かつ従業員のスポーツ実施率が70%以上の企業には、ブロンズ+(プラス)という称号が認められます。当協会も全国で16社だけが認定を受けたブロンズ+の認定も受けました。
スポーツとは
我が国のスポーツ基本法では次のように定義されています。「スポーツは、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の精神の涵(かん)養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活動」。
難しく書いていますが、当協会では、健康、ダイエット、ストレス発散、肩こり・腰痛改善、筋力維持、競技力向上等、目的をもって体を動かすことはスポーツだと認識しています。スポーツと聞いて、昔学校の体育で嫌な思い出がある、しんどい、苦手、する時間がないなど、ネガティブなイメージを持つ方も多いと思います。肩こり改善のため仕事の合間に肩を回す。エスカレーターではなく階段を使ってみるなども立派なスポーツです。ぜひ身近なことから始めてみませんか。
ビジネスパーソンへのスポーツ効果
皆様もご存じのように、スポーツ習慣は、からだの健康にも心の健康にも好影響を与えることがわかっています。また、当協会が令和3年度に実施した調査では、スポーツ習慣のない従業員は、介入前後でワーク・エンゲイジメント(働きがい)が低下しましたが、スポーツ習慣のある人は低下せず、維持することができました。その他にも企業が行う取り組みへの協力度が高いことがわかりました。
さらに、健康長寿産業連合会と滋賀医科大学の矢野教授らの研究で、運動習慣の有無が企業の営業利益に関連する可能性を明らかにしています。
つまり、企業にとって従業員にスポーツ習慣をつけさせることで、業績に様々な好影響を与えることが期待されています。
枚方市スポーツ協会は、皆様にスポーツを身近に感じていただき、日常的にスポーツを楽しんでいただける環境づくりに取り組んでいます。当然ながら、当協会の従業員にもスポーツ習慣の獲得に向け、様々な取り組みを行っています。
企業内でのスポーツプログラムを検討されている方はぜひ当協会にご相談ください。